チャンジャはタラの内蔵を唐辛子やにんにく、コチュジャンなどの調味料と一緒に
漬け込んだ塩辛ですが、保存方法はどのようなものなのでしょうか?
また、賞味期限はどのくらいの期間もつのでしょうか?
常温、冷蔵、冷凍などの保存方法及び賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
チャンジャの塩分量や室温などによって変化しますが、
未開封の状態で常温に置き忘れたとして6~12時間程度と見ておいた方が良いでしょう。
20時間以上置き忘れていた場合、ひょっとしたら大丈夫かもしれませんが、
調味料が多く含まれており日持ちするとは言え、
生ものですので何があるかわかりません。食べない方が無難でしょう。
もし、食べる場合は極端に酸味が強くなっていないか、
舌がピリピリしないかなど、味や見た目で判断するようにしてください。
冷蔵保存は?
冷蔵保存方法としては、未開封のチャンジャはそのまま冷蔵庫で保存しますが、
開封したものはタッパーに入れるなどして空気に触れないようにしてください。
空気に触れる状態で保存すると冷蔵庫の中がチャンジャのにおいで充満しますし、
乾燥により風味が落ちる可能性があります。
また、直箸などはせずにチャンジャを取り分ける専用の箸を用意して取り分けるようにしてください。
直箸をしてしまうとチャンジャに菌が付いてしまい腐敗の原因となってしまいます。
賞味期限は?
基本的には記載されている消費期限を守るようにします。
チャンジャの冷蔵保存での消費期限は10~30日程度となりますが、
調味料や塩分量などによって左右されますので、
開封したらなるべく早めに食べるようにしましょう。
冷凍保存は?
チャンジャは冷凍保存することができます。
保存方法としては、1食分ごとに分けてラップに包み、
さらにフリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いてから封をして保存します。
こうすることで、塊にはなりませんし、
2重に包み込んでいるため、万が一液漏れしても
冷凍庫が汚れる心配がありません。
小分けにできて空気に触れないようにすれば
例えば、タッパーに入れて保存するなども可能です。
賞味期限は?
冷凍保存による賞味期限は半年から1年程度は保存が可能です。
冷凍庫の中では菌は繁殖しませんので、
それ以上保存することも可能ですが、風味が落ちる可能性はあります。
なお、冷凍保存した場合記載されている消費期限や賞味期限以上に保存が可能になりますので、
記載は無視して構いません。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
チャンジャは発酵食品なので、時間が経つと酸味が増すのですが、
あまりにも酸味が強すぎる場合は傷んでいる可能性がありますので、
そのようになっている場合は食べないようにしてください。
また、食べたときに舌がピリピリとするような場合も食べないでください。
- 見た目としてはカビが生えている
- 異常にネバネバしていたり糸を引いている
このようになっていたら食べないでください。
チャンジャから細長い虫が出てきた場合は?
チャンジャは内臓を使用しており、タラなどの内臓には寄生虫がよくついています。
種類としてはアニサキスになるのですが、
仮に入っていたとしても漬け込む過程で死滅しますので、
食べても問題はありません。タンパク源が増える程度と思ってもらっても結構です。
しかし、寄生虫は死んでいるとはいえ気持ち悪いかと思います。
見つけた場合は、取り除いて食べるようにしましょう。
まとめ
チャンジャは基本的には常温で置いておかないでください。
塩分量が多いとはいえ、腐る可能性は十分にありますので、
購入したら速やかに冷蔵庫に入れるようにしましょう。
冷蔵庫で保存する場合は開封後はタッパーなどに入れて
空気に触れないようにして保存するようにしましょう。
冷凍保存する場合は、1食分ごとに小分けにしてラップにしっかりと包んだ上で、
それをフリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いてから封をして保存するようにしましょう。